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トリプレクサー

144MHz,430MHz,1.2GHzは、IC-9700を使用しています。
アンテナは、3バンド用GP【コメットGP-93】です。

IC-9700のアンテナ端子は、各バンドで独立していますので、この組み合わせでは使用するバンドごとに、アンテナ端子との接続を切換器【DIAMOND CX-310N】で切り換えていました。


V/UHFのアクティビティはHFに比べて低いため、特に支障は感じていなかったのですが、やはりバンドを切り換えるたびに、無線機のバンドを変更して、さらに切換器でアンテナ端子を切り換えるという2段階操作に不便さは認識していました。

ネットを見ていたら、「トリプレクサー」という商品があることを知りました。
今回、第一電波の【MX-3000N】を購入して導入しました。
機能的には、144MHzは「ローパスフィルター」、430MHzは「バンドパスフィルター」、1200MHzは「ハイパスフィルター」が動作することになります。
この商品は、無線機側の同軸ケーブルが3本組み込まれていますが、144MHzはM-P、430MHz,1200MHzはN-Pと、まさにIC-9700を意識した構成になっています。
CX-310Nを取り外して、MX-3000Nに取り換えてみました。MX-3000Nの同軸ケーブルは35cmなので、若干無線機との接続がキツキツですが、特に問題なく設置できました。

減衰値が気になるところですが、メーカーの説明書を見ると、CX-310Nは0.1~0.15dB、MX-3000Nは0.2~0.4dBとなっていますので、やはりフィルター機能を通過する分、損失は大きくなるようです。
個人的には、V/UHFのDXを目標にしているわけではありませんし、そもそもGPアンテナを使って無指向でローカルQSOを楽しむための設備ですから、この程度の減衰は特に支障ないと考えています。

固定での運用環境は、1.8MHz~1.2GHzまで即時にオンエアできることになりました。
HFのメインはTS-890S、サブにIC-7300、そしてV/UHFはIC-9700です。
ちなみに、今回は紹介できませんが、移動にはFT-710M、FT-891Mを使っています。

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