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久々に移動運用に出かけました。
前夜からの雨が朝には小雨になり、予報も昼前には上がると言っていましたので、とりあえず出かけてみることにしました。

まず最初に向かったのは、
【PK-岡山県192,吉田の森 妙見グリーンロード駐車場,3107,岡山県笠岡市】です。
地図で見ると、里庄町との境あたりに思えますが、道は1本だけ通じているようです。
車のナビでは入力できず、スマホのGoogleマップで案内してもらいました。

先に書きますが、
★★★ とんでもない場所でした!!!! ★★★
農道の途中から林道に入り、さらに目的地に続く細い道に入ります。これが、おそらく「妙見グリーンロード」だと思われます。
前夜からの雨のせいもありますが、道は小枝や落ち葉で覆われています。
途中、道脇の立木が倒れている場所が2ケ所ありました。
どちらもなんとか一人で持ち上げることができる大きさだったので、なんとか脇に避けることができました。
道路には脇の木々の枝がしだれていて、容赦なく車のボディにあたります。下からは、小枝が車体、タイヤに音をたててあたってきます。
どうやら、ここ数か月は誰も通っておらず、整備もされていないのだと思われます。

細い道なので、途中でUターンすることもできず、なんとか駐車場に到着したのですが、正直このままま引き返そうか?と考えた次第です。
せっかくきたので、いちおうアンテナを設営し、10MHzで少しだけCQを出しました。約20交信したあたりで、早々に引き上げて下山しました。
ここをPKポイントにした理由が理解できません。私は、二度と来ることはありません。

気をとりなおして、この後はドライブも兼ねて新しいPKポイントを目指しました。
次に到着したのは、
【PK-岡山県198,吹屋ふるさと村 下町駐車場,3111,岡山県高梁市】です。
ここは観光客も訪れるスポットですが、雨上がりで土曜日なので、駐車場は空きスペースがたくさんありました。奥の隅に停めて、垂直ワイヤ+ATUの組み合わせで運用しました。風が強く、マストとなる釣り竿が大きくしなるときもありました。
無線機は、YAESUの【FT-710M】です。AESSなのですが、移動時はスピーカーをつけていません、電源はAmazonで購入した安価?製品です。軽量、小型なので移動時は重宝していますが、いかんせん信頼性、安定性には疑問が残ります。現在使用している製品は、定格出力は12Vなのですが、調整用ボリュームで13.8V近くまで上げています。ボリュームを最大に設定しているのですが、13.7Vが限界です。メーター類はついていませんので、電圧計だけ貼り付けて監視できるようにしています。

運用が終わって、ふるさと村の散策、広兼邸を見学しました。
3か所目は、
【PK-岡山県197,水内(みのち)河原,3110,岡山県総社市】です。
自宅への帰路途中に立ち寄りました。高梁川沿いの開けた場所です。

ここでも、垂直ワイヤ+ATUの構成です。ATUは【SG-211】で、外部電源は不要、「単3電池4本」内蔵したものです。数年間隔で電池は交換し、もう10年以上継続して愛用しているものですが、どうも最近チューニングがとりずらい時が多くなり、入力端子にコモンモードフィルタを挿入しています。

気持ちの問題?かもしれませんが、安定したチューニング動作になったような気がしています。今回の運用は、いずれも10MHz、CW、20Wでした。

IC7300を導入してから、約1年が経過しました。

今のところ、固定でのサブマシン的な役割で、主にPHONEとFT8で運用しています。
時々、CWで運用してみるのですが、、、
どうにもファンの回転音、騒音?に悩まされ、ついついCWでの利用が遠ざかっています。

ネットで各局の同じ悩みを拝見し、同時にファンを交換している記事も読ませてもらいました。
ケースを開けるので、メーカ保証が外れますが、6月までの保証であと1ケ月ということもあり、この際交換する結論に至りました。

新しいファンには、NOCTUAの【NF-A8 FLX 80mm PREMIUM FAN】を選択しました。
価格は少し高いのですが、ネットで調べる限り回転音、風量とも問題なさそうでした。
開封と同時に、各局のネット記事から、電源ケーブルを無線機の内部に通すための細工をしました。

無線機の外ケースを外し、ファン電源ケーブルのコネクタを外し、ファン本体を外します。
ファンの電源ケーブルは3線なのですが、制御線は必要ないので赤、黒の2本だけ使用します。
無線機で使用していた電源ケーブルを切断し、ファンのケーブルとはんだ付けし、チューブを被せました。
取り外した工程から逆に、各パーツを取り付け、ケースもネジでしっかり取り付けました。

無線機をもとに戻して、CWモードでテストしてみると、、、静か、、、と言うか、無音です。
本当に回っている?と思うほどの音なので、無線機の後ろからファンを見て、手をかざしてみると、確かにちゃんと回転して、しっかり風も送られていました。
いやいや、この効果は絶大です。これでCWも騒音を気にすることなく運用できそうです。
なぜ最初からこうしてくれないのか?
あるいは、ファンの制御プログラムを改善してくれないのか?
なんとなくメーカの対応方針には違和感を感じます。

ちなみに、最近の移動運用では【FT-710M】を使用していますが、この無線機は運用中にファンが回転しても、車内でほとんど気がつかないくらいの音量です。

昔懐かしい?【TRIO】のセパレートタイプの無線機が並びました。

送信機:TX-599 受信機:JR-599 です。
昨年、オークションで受信機:JR-599を入手して、机の上に置いていました。ACプラグを接続して、パネルのランプが点灯するのは確認していたのですが、実際にアンテナを接続して受信したことはありませんでした。実戦機ではなく鑑賞用の無線機として眺めて楽しんでいました。

JA4TUJを開局したのが、1972年でした。このときは八重洲の【FT-401S】でHFにデビューしました。
もちろん「599ライン」も販売されていましたが、とても手の届く無線機ではなく、ショップのカタログやCQ誌の紙上だけで眺めていました。半世紀、50年以上の時を経て自分の目の前に並んだ姿は、まさに「隔世の感」です。

送受信一体のトランシーバが当たり前の時代に、こうして送信機受信機2台が並ぶと懐かしさと言うより、逆に斬新さを感じます。
また、現在はブラック主体の無線機が、シルバーのパネルが主張する姿はスタイリッシュとも表現できます。
横に並んでいるのは【FT-710M AESS】です。※移動運用でメインで使っているのですが、部屋に持ち込んだときは付属のスピーカー、外部ディスプテイを接続してAESS機能を活用しています。
なんだか、次世代の無線機を見ているような気持にさえさせてくれます。

送信機:TX-599は、実際に使うつもりはありませんし、これで免許が下りるとは思えませんので、引き続き2台並べて鑑賞して楽しみます。
ちなみに、以前ネットで購入したハワイのナンバープレートもありますので、壁に掛けてみました。「599ライン」をさらに引き立ててくれます。

599に魅せられて、これからもCW運用に励みたいと思います。

昨年、JK1BGVのサイトで安定化電源【GZV4000】の電源SWを取り替えた記事を掲載しました。予備として保管していたのですが、JA4TUJの固定運用環境に持ってきて使用してみることにしました。

この製品は、電源ONと同時にファンが常時回転するタイプです。個人的な感覚なのでしょうが、この常時回転のファンが気になって、特にCW運用時に微弱信号を聞こうと耳を集中させるときなど、気になって仕方ありませんでした。そのため無線機から可能な限り遠ざけて使用していたのですが、それでも気になる時があり、あまり使わなくなっています。
ファンの問題かと思い、電源SWを交換したことだし、この際ファンも静音タイプに交換しようかと思い、再びケースを外して中を確認することにしました。

ケースのネジを外し、ファンの結線を確認すると、8cm規格のファンがピンソケットで接続されているだけでした。これなら、一般的な静音ファンに取り替えられそうです。
ここで、ちなみにケースを外した状態で起動させたらどのくらいの騒音?なのか、と思い実際に測定してみることにしました。
外ケース無しの状態で電源を入れると、以外と静かです。ほとんどファンの回転音が聞こえません。スマホのアプリで測定すると平均で27.1dB、Max.34.5dBと表示されます。ケースを装着して測定すると、平均で32.4dB、Max.42.4dBでした。いずれも、一般的には静かな環境状態と認識される音量ですので、ある意味では改善の必要の無い優秀な製品だと言えます。
ただ、ファンの回転有無の差が27dBですので、電源を入れて急にこの音量になるこの相対差が実際にはストレスに感じているようです。
また、ケースの装着有無で5dBの相対差がありますから、この音量もけっこう気になるところです。
ケースには外気取り込み用の穴が左右に空けられていますが、櫛状の細い穴ですから、ここを通って中のファンに吸い込まれる時に音量が増幅されるようです。

電源を扱う製品ですから、機器の動作条件を変えるような改造は、いくら個人責任とはいえ安易に変更するのは問題だと考え直し、結局、今回はファンの交換は断念しました。代わりにと言うのも語弊がありますが、中に温度測定センサを取り付けて、使用時にどのような温度変化があるのか、しばらく使いながら様子を見ることにしました。

朝から穏やかな天候でしたので、久しぶりに少しだけ遠出して、井原市にある【美星海洋センター】に行きました。

ここは、何回か来て運用したことがあります。駐車場のまわりに木立があるので簡単にワイヤーアンテナも張ることができるのですが、今日は、アンテナチューナーの動作確認も兼ねて、6mHの釣り竿に沿わせた垂直ワイヤで運用することにしました。BANDは10MHz、CW、出力は 25W です。

コンディションも比較的よく、50局と交信することができました。
写真は撮らなかったのですが、今月から移動運用で使用する無線機を【 FT-710M 】に変更しました。まだ自分使用のカスタマイズ設定が完了していないのですが、以前使用していた、FT-450、FT-891 のYAESU仕様で大体の見当はつきました。
もう少し、運用しながら各機能の設定値を調整したいと思います。

しかし、毎回来るたびに思うのですが、この広くきれいな野球場には感嘆させられます。よく整備されたグラウンドでプレイに集中できることと思います。グラウンドを使用するときは、駐車場もいっぱいになると思いますから、逆に無線の運用はできませんが、誰もいない場所を占有して無線を楽しませていただきました。

144MHz,430MHz,1.2GHzは、IC-9700を使用しています。
アンテナは、3バンド用GP【コメットGP-93】です。

IC-9700のアンテナ端子は、各バンドで独立していますので、この組み合わせでは使用するバンドごとに、アンテナ端子との接続を切換器【DIAMOND CX-310N】で切り換えていました。


V/UHFのアクティビティはHFに比べて低いため、特に支障は感じていなかったのですが、やはりバンドを切り換えるたびに、無線機のバンドを変更して、さらに切換器でアンテナ端子を切り換えるという2段階操作に不便さは認識していました。

ネットを見ていたら、「トリプレクサー」という商品があることを知りました。
今回、第一電波の【MX-3000N】を購入して導入しました。
機能的には、144MHzは「ローパスフィルター」、430MHzは「バンドパスフィルター」、1200MHzは「ハイパスフィルター」が動作することになります。
この商品は、無線機側の同軸ケーブルが3本組み込まれていますが、144MHzはM-P、430MHz,1200MHzはN-Pと、まさにIC-9700を意識した構成になっています。
CX-310Nを取り外して、MX-3000Nに取り換えてみました。MX-3000Nの同軸ケーブルは35cmなので、若干無線機との接続がキツキツですが、特に問題なく設置できました。

減衰値が気になるところですが、メーカーの説明書を見ると、CX-310Nは0.1~0.15dB、MX-3000Nは0.2~0.4dBとなっていますので、やはりフィルター機能を通過する分、損失は大きくなるようです。
個人的には、V/UHFのDXを目標にしているわけではありませんし、そもそもGPアンテナを使って無指向でローカルQSOを楽しむための設備ですから、この程度の減衰は特に支障ないと考えています。

固定での運用環境は、1.8MHz~1.2GHzまで即時にオンエアできることになりました。
HFのメインはTS-890S、サブにIC-7300、そしてV/UHFはIC-9700です。
ちなみに、今回は紹介できませんが、移動にはFT-710M、FT-891Mを使っています。

今年も暑い日が続き、なかなか移動運用ができませんでした。
ここにきてやっと暑さもおさまり、どうにか車内での運用ができるようになりました。

11月7日(木)
PK-岡山県124,丸山公園,3118,岡山県浅口市

11月8日(金)
PK-岡山県161,夫婦岩駐車場,3111,岡山県高梁市
 ※初めて訪れた場所でした。紅葉も始まっていて、とても奇麗でした。
PK-岡山県138,千屋ダム,3112,岡山県新見市
 ※両側の山に囲まれたダムから見上げる空が青く澄んでいました。
PK-鳥取県087,明地展望駐車場,34005C,鳥取県日野郡日野町
 ※大山がはっきり見えました。
PK-鳥取県100,下蚊屋ダム,34005A,鳥取県日野郡江府町
 ※西に沈んでいく夕日と姿を現してきた月が幻想的でした。

11月10日(日)
PK-岡山県134,そうじゃ水辺の楽校,3110,岡山県総社市
PK-岡山県164,吉備真備公園,31006B,岡山県小田郡矢掛町
 ※公園内に「うどん」屋さんがあります。ちょうどお昼時間で大勢の人でした。
PK-岡山県028,井原運動公園,3109,岡山県井原市
PK-岡山県157,道の駅 笠岡ベイファーム,3107,岡山県笠岡市

車を走らせていても、窓を開けるとさわやかな風が吹き込んできます。
エアコンをかけずに運転でき、ドライブがとても快適です。

この時期、昼間の14MHz国内のコンディションが良い時間があります。
それも久しぶりに味わえる醍醐味でした。

今回は、設営、撤収の便利さから、【垂直釣り竿ワイヤ】+【ATU】の組み合わせでした。
【ATU】は車の上に乗せただけです。滑り止めシートを敷いています。
アースは、静電結合用の自作マットです。
かれこれ、10年以上使っているものですが、これと言った不具合もなく、問題なく使えています。
主に、7MHz、10MHzで使っています。今回の移動運用は出力30Wで送信しました。垂直ワイヤからの射出電波で、どのような放射状態になっているかわからないのですが、コンディションも秋の良好な状態に助けられ、多くの局と交信することができました。
コールしていただきました各局みなさま、ありがとうございました。
毎回お願いしていますが、当局への紙QSLカードは発行不要ですので、くれぐれも印刷、JARLへ発送しないようお願いいたします。

 

先月9月末で、残りの未交信【市】は3つありました。

JCC#3902 高知県室戸市
JCC#3910 高知県四万十市
JCC#4614 鹿児島県西之表市
数年前からこの状態が続いていたのですが、10月に入ってJCC#3902とJCC#3910と続けて交信することができました。
JR5ILN/5局とJO2ASQ/5局が、それぞれ移動運用されていたところ、ピックアップしていただきました。
これで、残るは「JCC#4614 鹿児島県西之表市」だけになりました。
種子島になりますので、移動運用で訪れる局も少なく、なかなか遭遇することができません。

あまり意識していなかったのですが、「全郡」の方もチェックしてみました。
こちらも、残り1つだけでした。

JCG#44010 大分県東国東郡

全市全郡いずれも、残り一つの【市】【郡】になっていました。

特にアワードを目的とした運用をしていたわけではないのですが、アマチュア無線の集大成として、全市全郡の達成はやはり気になるところです。

開局から50年以上経過していますが、長いQRT期間もあり、QRT前のログ、カードとも無くなってしまっていますので、ここ10数年の運用データの集計になります。
いつまで無線を続けられるか、、、という年齢に足を踏み入れましたが、一つの目標として励みにしたいと思います。

HAMLOG の h-QSL を利用しはじめてから、かなり紙QSLカードが減少しました。具体的な数字は把握していませんが、交信全体の3割以上は占めているのでは...と感覚的に感じています。

9 月中旬までは問題なく使えていた h-QSL ですが、10 月に入って、送信時にエラーがかえってくるようになりました。
すべての局ではなく、相手が yahoo メールを使用している局だけのようです。

JA4TUJ のメール環境は、OCN を利用しています。
ちなみに、JK1BGV の h-QSL は yahoo メールを使用していますので、ダミーで交信データを作成し、h-QSL で JK1BGV 宛に送信すると、やはり同じエラーメッセージが返ってきます。

これは困った...と思い、いろいろ考えたのですが、原因が思い当たりません。相手が yahoo メールだけですから、yahoo メールのセキュリティポリシーになんらか抵触しているような気がします。

gmail に変更しようかと考えたのですが...
以前、gmail を使用していたとき、他の局から gmail 宛の h-qsl メールがエラーで返ってくるという話を聞いてから、使用は中止しています。

何か良い案はないか???
作者の H.P をいろいろと調べていたら、【改訂履歴】に「送信と受信を別のアカウントにすることができるようにしました」とあります。
※ベータ版として、2024/09/15 にアップされていますので、つい最近改訂されたようです。
これだ!と思い、早速試してみました。
hQSL Ver.5.06 に上書き解凍してくださいとあります。
受信アドレスは今までの OCN メールにしておき、送信を yahoo メールのアカウントを使うことにしました。同じ yahoo メールの送信サーバから送れば、相手が yahoo なら問題ないのでは...という発想です。

結果は、問題なく yahoo メールアドレスの局に h-QSL が届くようになりました。
根本的な原因はまだわかっていませんが、特に支障なければ、このまま使ってみたいと思っています。

2024年 7月に行われた「第34回 鹿児島コンテスト」に、7MHzだけですがシングルバンド部門で参加しました。

いつものようにログは提出しましたが、交信数は10局でしたので、特に結果を気にすることはなく過ごしていました。
先日、ポストに少し厚めの郵便物が入っていたので、中を確認したら「コンテストの副賞に当選」というお知らせと、お茶が同封されていました。

早速、コンテスト結果ページを確認したところ、確かにコールサインに【副賞】が表示されていました。

前述のとおり、コンテスト結果での入賞は期待していないのですが、時々このようなサプライズがあり、とてもありがたく感じます。
やはりログは提出することが大切だと痛感します...(笑)

耐えられない暑さが続いた灼熱の日々も、ここにきてやっと少し気配が衰えてきました。秋の風を感じながら、おいしいお茶をいただけることを楽しみにしています。
鹿児島コンテスト関連みなさま、コンテストで交信していただいたみなさま、ありがとうございました。