無線機と電源等の紹介です。
電源は一番悩ましい課題でした。前回5年前のグアム旅行にはFT-817NDを持参し、QRP/5Wでの運用でしたので、電源は12VのAC/DCアダプタを使用しました。今回は後で紹介するFT-891Mですので、さすがにアダプタでは耐えられません。無線機用の安定化電源を使えば何も問題はないのですが、どの機種も大きさ、重さがスーツケースに入れて運ぶには少々かさばります。事前に、ネットで検索していたらAmazonで販売している12Vの安定化電源がヒットしました。20A容量で、大きさ、重さともコンパクトに収まっています。価格もリーズナブルなので注文して購入していました。旅行の前に何度か使って試してみました。電圧調整も可能で、13.8Vを出力してくれます。念のため、ヒューズを追加し、電圧/電流監視用に秋月電子通商の簡易測定器を通しました。
無線機は八重洲無線のFT-891Mです。国内の移動運用でも使っているものですが、出力はいつもMax.20Wです。と言うのも、#ANT編で紹介したSG-211があまり大きな出力には耐えられないことと、移動運用はいつもシールドバッテリのため過度な電流は避けています。前述の安定化電源は20A容量なので、50W出力でも問題ないはずなのですが、実績もないことですし、CWだけを想定していますので、いつもと同じ20W出力でとりあえず運用してみます。
パドルは、これまた移動運用で愛用している「のむさんローテク工房」どこでもパドルMINIです。